信頼 治療院

石倉治療院の治療方針

当院では「未病を防ぐ」ことを最大の目的として、「心と体は一つである」という認識のもと、患者さんとの信頼関係を大切にし、治療にあたっています。

「未病を防ぐ」ことが目的

石倉治療院では「未病を防ぐ」ということを目的として治療にあたっています。

「未病」とは、まだ病気になっていない状態の事です。
この「未病」の状態を発病させないように防ぐことが、最も重要な治療であると考えています。

「上工は未病を治す」と言われます。
「名医は病気の前段階を治す」という意味です。


もっと悪くなったら来てください!?

現代のストレス社会では、知らず知らずのうちに体に負担を掛けている人が少なくありません。
本人に自覚がなくても、体を診てみると、体の中に動きの“制限”がある方がほとんどです。
体が歪んでいたり、動きが悪くなっていたり、何らか体本来の働きを果たせない状態になっている方がほとんどなのです。

病院へ行っても、「どこも悪くありません」とか「気のせいですよ」とか、中には「もっと悪くなったら来てください」などと言われたということを聞きます。

私の診る限り、“どこも悪くない”という方に出会ったことはありません。
“気のせい”ということもありえません。
精神的なことが原因だとしても、なんらか体の歪みや筋肉の状態に現れているものです。

ストレスなどの精神的要因も、体の歪みや筋肉の状態に表れていることが多くみられます。
ひどくなれば、検査結果にも出るでしょう。
しかし、“悪くなるのを待つ”必要はないと思います。

ひどくならないうちに、未然に防ぐことが大切なのではないかと考えています。

未病治(みびょううち)という考え

また、「急にここが痛くなった」とか「何もしていないのに」などと言う方がいます。
しかし、症状が“急”に出ることはほとんどありません。
交通事故のように、何か強い衝撃を受けるなどする場合は別ですが、本人が気付かないうちから徐々に悪くなってきていることがほとんどなのです。

本人も気付かない、体の“動き”や“歪み”などを整えていくことは、予防という意味でも大切だということです。
これは、体本来の働きを果たすことの出来る体、すなわち自然治癒力を高め、症状が出ることを未然に防ぐことにつながります。

当院では、この「未病治(みびょううち)」を最大の目的として治療にあたっています。

「心身一如」

石倉治療院では「心身一如(しんしんいちにょ)」という考えのもと施術にあたっています。

「心身一如」とは、“心と体は一体である”ということです。
心と体はお互いに影響し合ってます。

心の持ち方が体を変え、体の状態に心が左右されるということを、毎日の治療の中で実感しています。

体を診ていても、その方の体の変化で「何かあったのかな?」と感じることも少なくありません。
“体は正直”です。
よく「体に書いてある」などと言いますが、まさに体は心の鏡なのです。

ストレスが強いと常に体が緊張してしまい、治療の刺激に反応しづらくなってしまいます。
体では外的刺激(精神的、肉体的)が強いとき、体を守るための防衛反応が起こります。
しかし、実はこの防衛反応が曲者で、体を守る働きをしてくれるのは良いのですが、治療の刺激も受け入れにくくしてしまいます。

肉体的な刺激はその刺激から開放されれば、比較的早く防衛反応が解除されます。
しかし、精神的なストレスは刺激から解放されても、なかなかその手を緩めてはくれません。

ですから、心の影響は治療の結果を大きく左右するくらい大切なのです。

また、逆も真なりです。
体の具合が悪いとき機嫌が悪くなることは、誰でも感じたことがあると思います。
脳の血流が悪くなるとうつ症状が出やすくなるということもわかってきています。
心と体は一体だということです。

当院では、メンタルな面も考慮しつつ治療に当たることを心掛けています。


気のせいではありません!

近年では、ストレスが体に影響を与えるということが常識になってきています。
しかし、まだまだ精神的なことによる体の変調は、「気のせい」だとか「根性が足りない」、あるいは「怠け病」などと言われて追い込まれたり、自分で自分をダメな人間だと思い込んでしまっている人が少なくないように思います。

心ない人に傷つけられて、悩んでいる方も多いように感じます。
しかし、たとえ精神的なことを起因としている症状だとしても、なんらか体に変化が現れています。
決して気のせいなんかではありません。

当院では“心と体は一つである”ということを大切に考え、治療に当たることを心掛けています。
もちろん、私自身至らない点も多々あるかと思いますが、そこはご指摘頂けるとありがたく思います。
できる限り改善していくよう努力していきますので、よろしくお願いします。

「心身一如」、当院の基本的な考え方になります。

患者さんとの信頼関係を大切にしています。

石倉治療院では、治療には患者さんとの信頼関係が最も大切だと考えています。

誰しも、信頼できない人に治療なんかしてもらいたくないと思います。
不信のまま治療を受けても、良い結果が出るわけがありません。

信頼して頂いている方と疑念を抱いている方とでは、筋肉のゆるみ方や骨の動き方が違ってきます。
心から体を預けてくれると、緊張が少なくなります。
外的刺激から体を守ろうとする防衛反応が弱まり、治療の刺激を受け入れてくれるようになるのです。
信頼関係があるのとないのとでは、治療の結果に少なからず差が出て来るということです。

当院では、患者さんに少しでも不安の無いように、治療方法や治療内容、または心と体との関係など、できるだけ理解して頂けるよう努力しています。
「今何をしているか」「どうしてこの治療が必要なのか」「これからどのようにしていけば良いのか」など、もし疑問なことがありましたら何でもお聞きください。

できるかぎり、わかりやすく説明させて頂きます。

“動き”を重視した治療です

石倉治療院では治療の中で“動き”というものを重要視しています。

それは何故かと言うと、骨には“奇形”が多いからです。
これは、一般的にはあまり聞かないかもしれませんが、治療を行う上では大変重要です。

骨には“奇形”がかなりの割合で見られます。
もちろん、見た目ではわからない程度のものがほとんでですので、ご本人も周りの人も気付かない程度のものがほとんどです。
これは、私の学生時代の解剖学の先生の研究により明らかになっています。
亡くなった方の骨を調べ、統計を取っての結果なので間違いありません。

“奇形がある”ということを念頭において治療をしないと、危険な治療を行ってしまうという危険性があります。

もし“見た目の歪み”に囚われて、「曲がってるから真直ぐにしよう」ということで治療をしてしまうと、“曲がって見える関節”つまり奇形により“ズレているように見える骨”を動かしてしまい、逆に“ズレ”を作ってしまうことになりかねません。

“ズレて見える関節”が、本当に“ズレ”ているのか、それとも“ズレ”て見えているだけなのか、これを見分けるには、“動き”というものを重視しての治療が一番確実です。

“動き”を重視し、動きを“制限”しているところを弛めることで、見た目ではない、体本来の歪みを整えることが可能になってくるのです。



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